バターと卵とときどき自転車

絶景と美味しいものを愛している、バターです。

~輪たろうさんライド~ 山中湖グルポタ!のはずが!?

輪たろうさんが8/10日に金曜日暇な人この指とーまーれ!というツイートが流れちょうど金曜日は空いていたので、参加を申し出たところ快くお受け下さり、参加の流れとなりました。

会ったこともなく一度も絡んだことのない私を快く承諾していただけた輪たろうさんの懐の深さに感謝です。

ライド場所は山中湖が候補にあがり、輪たろうさんに都民の森とどちらがつらいか聞いてみたところ

「頑張らなければそこまで辛くないですよ~(^ω^)」

との事だったので大丈夫だと返事をし、山中湖に正式に決まりました。

この時まではまだ、グルポタだとだれもが信じていたと思います。。

 

初パンパティ!!

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参加される方々全員一度も絡んだことがない方たちで、少々不安でしたが集まった皆さんとても気さくな方たちばかりで、不安は杞憂に終わりました。

当日参加予定していたのは、

けいたさん、さかさん、ゆっ太さん、nak_kさん、豆柴さん、輪たろうさん、私

のはずでしたが特別参加者枠で、VIVA雑兵の隊長であるみつさんもご参加されることになりました。

みつさんが現れた瞬間に周囲がざわついたのを感じ、不穏な空気を感じましたがとりあえず朝ごはんを済ませることにしました。

パンパティは有名なパン屋のようで、営業時間前ですが車で来て並んでいる人がいました。

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その中でもおいしいと有名なカレーパンとひときわ目を引いたソーセージのパンを頂きました。

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カレーパンは揚げたてのようでアツアツサクサクでとても美味しいです!

具もゴロゴロ入っていて、これだけでも十分お腹いっぱいになります。

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ソーセージは、肉汁がジューシーで、あらびき湖沼も効いてとても美味!

パンパティが人気な理由がよくわかりました。

 

山中湖ライド!

山中湖ライド序盤戦

朝ごはんも充分に取り、さあ出発しようかといったところですが雲行きがあまりよくなく、朝も雨が結構降っていたそうです。

どうしみちに入ってすぐのところにセブンイレブンがあるらしく、ひとまずそこを目指します。

走り出してすぐに、雨が少しポタポタ降ってきて気づけば本降りに。

一同びしょ濡れでセブンまで着きました。

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雨雲レーダーにも雨雲が見えませんでしたが何故か雨が降っていました。

GPVも確認しましたが、雨雲らしきものはありませんでした。謎です。

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しばらくセブンで休憩していると、雨も止んできたので再出発。

ここからが地獄の始まりでした。

 

次の休憩地点は道の駅まで、途中の休憩は各自自由にとの事でした。

最初に、輪たろうさん、ゆっ太さん、私といった順番でスタートし途中輪たろうさんが写真撮影のため横に逸れたのでゆっ太さん、私、さかさんでしばらく先を走ることになりました。そして途中でさかさんから「赤い人きますよ!」との声が

その声を聞き、ゆっ太さんがスピードアップし私もそれについていきます。

その声から5分ほどしたときについにきました。みつさんです。

みつさんが軽々と追い抜いていき、その時にゆっ太さんが前へでろというサインをしました。

少し考えましたが、行ってみることにしました。

しかしみつさんやはり速い、、!

最初のほうは下り基調だったのでまだついていける感じでしたが少しの登りが入るとかなり頑張らないと追いつけない。

私は息を切らしながらハァハァ言っているのに対し、みつさんは息を切らす感じもなくあっさりと進んでいきます。

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途中でダンシングをしてくれましたが、これがすごく綺麗なフォームでしかもこれは休んでいるんだと言いながらも速度はまったく落ちず、すこぶる早い。

ヒィヒィ言いながら、それなりの距離を走ったはずだったのでみつさんに後何キロほどですかと聞いたところ

「聞かないほうがいいかもねw 後30分くらいはこのペース!」といわれて

まじかぁ!と若干心が折れかけ、少し寒気がしましたがここまで来たら何とか付いていきたいと思い重い脚を根性でぶん回します。

ここの道はアップダウンが激しく登りと下りが入り混じったような道で下りもそれなりにあるのでそこで若干足を休めることができました。

登り成分がもう少しでも多かったら絶対にここまで付いていけていないです。

またしばらく走った時にみつさんが「あともう少し!がんばれー!」と言ってくれたので

おお!あと少しか頑張ろうとその時は思いました、、、、が!

それからかなり走りましたがまだ終わりがまるで見えてこない。

またみつさんが「あとちょっと!頑張れ!」と言ってくれたのですが

「それさっきも聞きました(半泣)」と答えると

「はははっ!」と笑いだけ残してまたどんどん行ってしまいます。

これがローディ詐欺ってやつかとこのとき身をもって体験しました。

ただそのあとちょっとは本当のあとちょっとだったようで、ようやく道の駅が見えました。

道の駅にせっかく到着しましたが、もう疲労困憊。

到着の写真なんて撮る気力もなく、豆乳ソフトも購入したのにそれも撮る気力もなくただただ今の疲れをとることに専念する以外ありませんでした。

ただ私の中でもう結構走ったからもうすぐ山中湖だろうと思っていましたが

「ここからまだ登りますよ(^ω^)」

と輪たろうさんに告げられ、初めて足つきを覚悟した瞬間でした。

山中湖ライド中盤戦

しばらくして全員集合したのでまた出発の時が来ました。

もうすでに足が疲れ果てていましたが、何とか重い腰を上げて自転車に跨ります。

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しかし足が重くて本当に進まない。。

ここまで足が重くて進まない感覚は先々月に登った湘南平以来かもしれません。

よくよく調べてみると本当にこの区間だけひどいレベルの坂だったんだと思い知らされました。

山伏峠という立派な名前のある峠だったようです。

そこでも相変わらず、みつさんは後ろから猛スピードで追い上げ抜いていきました。

今度は輪たろうさんとゆっ太さんが前え出ろアピールをしてきます。

本当につらかったですが、何とか前に出ました。

ただ追いついたのはいいのですが、5分ともたず見えなくなるくらいまで離されてしまいました。

ただそれを猛然と追う人が一人。

ゆっ太さんでした。

とんでもない速度でみつさんに追いつていました。

この人が一番の策士なのではないかとこのとき肌で感じました。

ここからしばらく孤独なヒルクライムの始まりです。

前に誰もいなくなったので、少し自分のペースというものを意識して走っていましたがどんどん遅くなります。

前に進みたいのですが、足がどんどん重くなるし気温はそうでもないはずなのですが暑い。

後どれくらい坂があるのかも分からないのでどっかで休んで休憩しようかなと頭をよぎり、血の気が引きました。

たぶん休憩したらもう走り出せないかなという気持ちもあったからだと思います。

ただ、そんな中でまた追いついてきた方が一人

今度は輪たろうさんです。

さっきまで辛かったですが、前を走ってくれるだけでまた頑張ろうという気持ちになりました。

これがトレイン効果という奴なのでしょうか。

何とかギリギリでしたが、無事登頂成功!

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 その後の方々も全員無事登頂成功!!

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※この☆の方がどれだけすごい存在か改めて理解致しました

 後は下って、すぐ山中湖です。

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 ここではようやくグループライドっぽくなり、雲で富士山みえないねーとか、昼ご飯こんでないといいねーとか、誰がカレー行くんだとかキャッキャしてました。

帰りは下り基調らしく、もうデスっぽい雰囲気もなさそうだったのでみなさん安心しきっていたのかと思います。

この時までは。。。

 

サイキリングロード終え無事、おおもりさんまで着きましたがお盆な時期もあってか激混みの様子。いつ空くかも分からないので先に信玄餅ソフトを食べに行くことになりました。

山中湖花の都に到着するなり辺りはその名通りの花畑

いい年をしたオッサンたちが花の前にピチピチの格好をしてキャッキャしている姿は周りから見たら異形の集団に見えたことでしょう。

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※みつさんは本人のブログではドンドン言っておりますが、お茶目でとても良い人です。

 

花畑を満喫したので早速信玄餅ソフトを頂きます。

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信玄餅ソフトは、通常の信玄餅よりもお餅が若干硬めに作ってあり(冷えてて硬くなっているだけかも?)黒蜜とソフトクリームお餅が超絶妙!

別々に買って乗っければいいじゃんとかそんな夢のないことは言わないでください。

信玄餅ソフトを堪能した後は、またおおもりに戻りました。

今度は席は空いていましたが、材料が枯渇したらしく作れるのは蕎麦だけとの事でした。

正直疲労困憊でもうたくさん食べれる気力もなかったので願ったり叶ったりです。

ただそのおおもりさんで、雑兵さんのエース格のタカヒロさんがご降臨なされました。

なんでもヤビツ34分とか、、、またデスライドの香りがほのかに漂ってきました。

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蕎麦は味わうこともなく、この後のデスライドの空気によってただただ胃の中に落ちていくだけでした。

 

山中湖ライド終盤戦

※終盤は疲労困憊で一枚も写真を撮れていません。悲しいです。

おおもりさんを後にし、再度同じサイクリングロードを通っているはずが行きにあったあの雲で富士山みえないねーとかそんな会話は一切なく、ただ淡々と突き進みました。

やはり、あの時感じたデスライドの空気は皆さんも一様に感じたらしく緊張感が半端ありません。

サイクリングロードが終わり、登りにさしかかった瞬間にもうタカヒロさんが飛び出していて、すぐに見えなくなりました。また前の人たちが前へでろアピールをしますが今度は鉄の意志で拒否ります。

そんな状況を見かねてゆっ太さんが後を追いました。

ゆっ太さんもものすごいスピードで登っていき、今回のデスライドの実は火付け役だったんじゃないかと正直今は思います。

今度は無理せず、まともなスピードで走ったのでそれほどつらくはありませんでした。

トンネルに到着後しばらく休憩し、みちのえきに集合することになりました。

ここからは完全なる下り基調。

今までの登りでのうっぷんを晴らすかの如く下ります。

やはり下り基調の道はすごく楽しく、ついつい足を急いでしまいます。

初めてみつさんを追い越すことができたのでもう私としては超絶満足です。

みちのえきではどうしポークを使用したソーセージパイを食べました。

ジューシーでとても美味しかったです。画像は撮る気力はありませんでした。

ここまでかなり体力を消耗したので、重い腰が中々あがりませんが何とか立つことができまた走り出します。

雑兵さんのお二人はセグメントガー、ワットガーとおそらく地球の言葉ではないことをずっとつぶやき早々に姿を消してしまいました。

最後ここまで来たので、夏の思い出に追いかけてみようと思いました。

ゆっ太さんも同じ気持ちの様で、一緒に走りだします。

ただお二人はとんでもなく早く途中で一瞬見えたような気もしましたが、もうその一瞬以外はまるで見えませんでした。

また平坦、下り基調な場所では何とかゆっ太さんについていくことはできましたが登りにさしかかった瞬間ぐんぐん離され見えなくなりました。

事前情報ではもうそんなにつらい坂はないと聞いていたはずなのに、途中で結構な距離と斜度の坂があり、道間違えたかなと思いUターンしていたら輪たろうさんにお会いする事ができたので、今度は輪たろうさんの背中にくっついて無事に次の待ち合わせ場所のサークルKまで到着しました。

ここで食べたガリガリ君とコーラの美味さは忘れられない味になりました。

そのあとはみなさん各自帰路につき無事この日のライドは無事終了となったようです。

 

今回の教訓は

 

背中に☆をつけた人にはついていっちゃいけない。

絶対に