バターと卵とときどき自転車

絶景と美味しいものを愛している、バターです。

神奈川ローディのメッカ ヤビツ峠を登ってみた!

土曜日にヤビツ峠に行ってみました。

ヤビツ峠は表と裏があるらしく、裏は自然がいっぱいで雰囲気が良いそうです。

表は裏のような雰囲気はありませんが、ロードバイクに乗る人たちはこちらの表のほうでタイムを競い切磋琢磨しているそうです。

私が今回登ったのは表のほうで、表を登った理由は表のほうがアクセスが良かったことと、先日三浦一周したときに感じた求めているもののズレというか、那須や飯能で感じた旅している感が欲しかった事です。

ただ、この真夏にヒルクライムは極力やめておいたほうが良いとの意見もあったので、少々不安でした。

ですが当日知り合いの方々が登られるという事も聞き、まだお会いしたことのない方とも挨拶ができると思い、行ってみる決意をしました。

 

 

ヤビツへ!

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朝早起きして、5時前に家を出ました。太陽が目に沁みます。

輪行で行くか、自走でいくか検討したのですが秦野までは乗り継ぎも多く輪行だけでつかれてしまいそう。

自走だと輪行と同じくらいの時間でヤビツスタート地点のセブンまで同じくらいの時間で行けそうだったので帰りは輪行することを考慮し輪行袋はもっていくことにしました。

134号をずっとまっすぐ行き途中の二宮交差点を右折してまたしばらくまっすぐ行ってヤビツ峠の標識が現れたところを右折すると着きました。途中で若干坂があり心が折られそうになりましたが、何とかセブンに到着

 

ヤビツ峠ヒルクライム

ヤビツ峠序盤戦

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セブンに到着したのが7時半ちょい前くらいだったのですが、この時間でも若干人がいてびっくりしました。知り合いの方々はまだ到着されていないか先に登っているかわからなかったのでひとまず補給を済ませました。

しばらく休憩して、皆さんきっと登るの早いだろうから早めに登るとちょうどいいかもと思い、気合を心の中で入れて出発!

どうせなのでタイムを計ってみようと、スタートボタンをポチっとしました。

事前情報で、最初のほうは住宅街で日当たり良好。

蓑毛バス停の斜度がつらくそこを超えると林に入り斜度も緩くなり涼しくなる

という事をお聞きしたのでひとまずバス停までは頑張ろうと思いました。

情報通り日当たり良好で、朝でなかったら暑さに抱かれて溺死します。

走りだしてすぐに斜度が8%位になる場所があり(ようやくサイコンで斜度を見ることを覚えました。)これよりもまだつらい坂が来るのかーと少々心が折れました。

デイリーヤマザキを通り過ぎしばらく行くとついに現れました。どーんと一直線に伸びていく長い坂。

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※実際に見る坂とはやはり違くみえますね。。もっと上手く撮れるように勉強します。

この坂が見えた瞬間にフロントをインナーに落としました。今回はちゃんと忘れずにできた!

ただ、感覚的には湘南平と同じくらい。これなら何とか登っていけます。

私にとって急な勾配は湘南平が比較材料となって、あれを超えない限りは心は折れず登っていけます。あれ以上はこんなの登れないと弱気になって足をついてしまうと思います。

そして何とか登り切ったと思ったら今度は丸く彫られたでこぼこ道に入りました。

走りづらく、これはちょっといやでしたw

そしてそこを超えると事前に聞いていた林エリアに入り、影が入るだけでさっきまでとは全然違いすごく涼しい。

また、三浦では感じなかった旅しているなー感が出てきてとてもいい感じ。

ただ、序盤で少し飛ばしすぎたのか少し疲れてきました。

この状態で後何キロ走るんだろうなーと不安になりました。

 

ヤビツ峠中盤戦

そんな時に後ろから

「もしかしてバターさんですか?」

と声をかけてくれた方がいました。

疲れて完全オフモードになっていた自分の頭を何とかフル回転させ

「あ、はいそうです。」と何とか絞り出しました。

「と~るです。頂上で!」と爽やかに去っていきました。

噂で聞いていた

坂を平地の様にかっ飛ばすという逸話を聞いていましたがまさしくその通り

セブンのコンビニには確かいらっしゃらなかったので、かなり後から登られたはずなのに。

もう追いつかれてしまった、また抜くときも早い!

これは何とか追いつきたいと思い、疲れた体にムチをうち頑張ります。

何とかカーブの途中途中で、チラチラ見えるくらいまで追いつきましたがここからが中々追いつけない。

そんな状況がしばらく続いた後に幸運にも工事で片側通行!

ここでようやく追いつくことができ、1分ほど休憩することもできました。

複数人ここで止まっていましたが、ゼーハーゼーハー言っているのは私だけw

とーるさんは爽やかに前の方と談笑していました。

そして、秒数が0になり皆走り出します。

もう少し長くても全然良いのにと思いながらも何とか心を持ち直し再出発

せっかく追いついたのにまたさっきと同じくらいの距離になってしまいゼーハーゼーハーいいながら何とか食らいついていくのに精いっぱいです。

ヤビツ峠終盤戦

何やら看板みたいなものが見え、あ!これゴール!?と心の中で喜んでいたのですが、

皆さんどんどんもっと先に登っていきます。

「あと3キロですよ!」ととーるさんに教えていただき

あ、まだ登るんだ。。と若干心が折れ始めました。

ただあと3キロ登れば終われるという気持ちも沸き何とか登り始めます。

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ただこの辺りから徐々に徐々に差が開きはじめ気づいた時にはもうとーるさんの姿は彼方に消えていってしまいました。

目標を失った私でしたが気づくととても見晴らしの良い場所まで登ってきていました。

町がすごく小さく見え、こんなところまで登って来たんだなぁと感慨深い物があります。

そして気づくと斜度がかなり緩くなり、また頑張って追いつこうという気持ちになりました。

結局追いつくことはそのまま叶いませんでしたが、何とかゴール!

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山頂ではとーるさんと神奈川でかなり有名なチームらしい雑兵のTAMATOMOさんにお会いすることができました。

山頂コーラをとーるさんにご馳走いただき、しばし談笑しました。

さっきまで会ったとこも喋ったこともないのに頂上で自転車を通してこうやってお喋りするのってなんだか凄い事の様に今は思います。

こういうのも自転車の魅力なんでしょうね。

タイムは約46分ほどでした。初心者にしては早いほうらしいです。

ちょっと褒められてうれしかったですw

清水屋へ

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ヤビツから脇道へ入ったところに、清水屋という美味しいかき氷屋さんがあることは事前にリサーチ済みでそちらへ向かうことにしました。

途中で菜の花台に止まっていただき、良い景色だなぁとボンヤリできました。

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下る途中でよーしさんとげんさんにご挨拶も出来ました。

momさんは鍵をかけたまま走り出してしまったそうで、スポークが折れてしまったそうです。自分もやらないように気を付けよう。。

脇道に逸れる際にTAMATOMOさんとはお別れし、とーるさんと清水屋に進みます。

道中は車が来ず、すごくいい雰囲気の林道で、為になる話や、面白いお話しを色々お聞かせ頂きとても楽しかったです。

正直、ヤビツ登らないでここだけ通れば私としては十分なんじゃないかと思いました。

1時間ほど走ると、清水屋につきました。

さっそくかき氷を注文しますが、すごくでかい!人の頭くらいはある巨大サイズ。

これが500円ほどで食べられるというのは驚愕です。

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山を上って、火照った体にはこれは最高の食べ物でした。

 

ヤビツを上って感じた事

やはり坂はあまり好きではない事が自分でもよくわかりました。

ヤビツをもし一人で上っているとしたら苦痛以外の何物でもなかった気がします。

ただ、自分の求める旅しているなー、走ってて気持ちいいなと思う瞬間は、どうしても坂と切り離せない場所にあるようで、なかなか難しいです。。

今はヤビツの脇道のような林が生い茂るような場所に行ってみたいと思います。

ただそういう場所は坂も生い茂る場所な気がしてなかなか難しいです。

 

 

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