西伊豆は三浦の上位互換だったライド 修善寺~西伊豆スカイライン~土肥周り
西伊豆スカイライン
日本100名道にも選ばれている伊豆半島を代表する名地だそうです。
以前から、西伊豆スカイラインへ行くグループライドの予定が立っていたのですが天候などの理由から中々行くことができませんでした。
そこに来て一昨日の11/4(土)の天気が超絶良く、気温が暖かくしかも風もこの季節にしては珍しくそこまで強くない様子。
ここまでの好条件は今年はもう無いかもしれない!
元々は箱根に行こうとしていたのですが、急遽予定を変更し伊豆に行くことに前日決めました。(急遽決めたので今回はソロライドです。)
- ルート決め
- 函南へ
- 修善寺までのんびりサイクリング
- 修善寺からヒルクライムの始まり 戸田峠
- レストハウスで富士山を堪能
- ついにきた!西伊豆スカイライン!!
- 土肥でランチ!
- 期待していなかった土肥港以降だったが!!?
- 怪しい喫茶店へ
- 無事今回のライドも終わりへ
- 終わってみて
ルート決め
一概に西伊豆といってもネットで調べるとたくさんのルートが存在します。
よくあるルートでは、修善寺から西伊豆スカイラインを抜けて仁科峠を抜けてまた修善寺に戻ってくる道。(このルートの場合プラスアルファでもっといろいろな峠を越えることもできるようです。)
ですが、今回私が通ったルートは土肥周りです。
有名なEVO乗りのお方のルートをそっくりそのままお借りすることにしました。
スペックとしては距離110キロ、獲得標高1900メートルといったそこまでデス臭のしないものですが数か月前の私が見たらバカじゃないかと思ってしまうほどのスペック。
明神三国では補給を失敗し、ハンガーノックになってしまったのでそれのリベンジでの意味も含めて、丁度良いスペックなのではないかなと思います。
函南へ
電車に揺られること1時間ちょっとで目的地の函南には到着できました。
道中、小田原へ輪行する方が多く自転車を置く場所に苦難しましたが早朝、先頭車両ということもあってか人が乗ってこなかったのが幸いし何とかたどり着くことができました。
服装は念のため前回の日光ライドと同じ服装で行きました。
修善寺までのんびりサイクリング
輪行を解除し、函南から修善寺までのルートをガーミンのルート案内を見つつ行きます。初めてガーミンのルート案内機能を使ったのですがやはり車のナビとは違い地図形式ではないので、どこを曲がればいいのか悩みつつ進みました。
そしてよく位置情報の取得をしくじります。
これは最新版ガーミンならそんなに見失わないのでしょうか。。
結局わかりづらい箇所はスマホを利用し進むことにしました。
スマホの便利さはやっぱりすごい。
しかし、HAOさんルートはとてもよく考えられていて現地の人が通るんじゃないかと思うような交通量の多い道路を避けて通るようなルートが引いてあります。
狩野川サイクリングロードに出るまではちょっと迷いましたが、交通量がまるでなくとても快適でした。
私はサイクリングロードは境川しか走ったことがなかったのですが、ここの狩野川サイクリングロードは景色がよくとても気持ちが良いです。
これからあの山々を登るのかと思うと若干の緊張と、どんな絶景が見れるんだろうというワクワク感が沸いてきます。
試合前の少しの緊張感と今日はどんな試合出来るだろうといった感覚に似ていてとても良い状態だと思いました。
修善寺からヒルクライムの始まり 戸田峠
狩野川をまったり走り、次第に少しずつ市街地へ入っていきます。
年末に韮山にイチゴ狩りに来た後に修善寺で初詣でというのが私の家族の毎年恒例行事なので、修善寺は毎年来ます。
自分のよく知っている遠い街まで来ると
「うわぁここまで自転車で来たんだなぁ」
と感慨深いものがありました。
修善寺には足湯があるので後ろ髪を引かれますが今回は我慢して先を進みます。温度もちょうどよく気持ちいいんですよね。
市街地を抜けると一気に山道に入ります。
修善寺の先は行ったことが無かったので、こんな風になっているんだなぁとちょっとした冒険気分です。
序盤は林道っぽさもあり雰囲気抜群です。
また、車は全く来ないので安心して走る事が出来ました。斜度も平均7%程 なので辛くも無くとても気持ちが良いです。
ただ、少し厚着をし過ぎたせいもあり暑かったので袖を捲り胸のジッパーを開け、対処しました。
次第に斜度が上がってきますが、それでもせいぜい9〜10パーセントが一部区間である程度です。ヤビツ峠をのような蓑毛区間のような坂は無いので戸田峠はヤビツ峠より個人的に難易度は下だと思います。
段々と見晴らしが良くなってきて、キャンプ場まで到着しました。
キャンプ場がレストハウスと勘違いして立ち寄りましたが、違かったので直ぐ折り返し100m程走った先にレストハウスがありました。
(レストハウスまでは大体30分ほどでたどり着けるので、ヤビツの見晴らし台までをイメージして頂ければいいと思います。)
レストハウスで富士山を堪能
レストハウスからは富士山が一望出来ました。
バイクで来た方や、自転車で先に来ていた方々もここで撮影をしていて有名な撮影スポットのようです。
見晴らしはとても良く、ここまで登って来たんだな感はとても味わえると思います。
ただ、足柄峠や明神三国峠の富士山撮影ポイントと比較するとやはり少し劣ります。
ここのレストハウスではおいしそうな食事もあるみたいなので、夏は朝をもう少し遅くしてここで昼食でもいいかもしれません。秋~冬は日照り時間が短いので、ここでの昼食はちょっと難しそうです。
ここは少し風があり、汗冷えしそうだったので数分休憩した後に出発しました。
ついにきた!西伊豆スカイライン!!
レストハウスから少し登ると戸田峠の頂上に着きます。
あまり頂上感はなく、道路の途中に頂上らしき看板があったという感じです。
感慨深くもなんともなかったのでそのままスルーしました。
戸田峠の先へ進むと段々と視界が開けてきました。
ついにきたか
ついにきたかと心を躍らせながら進んでいると
ぶわぁっと壮大な景色が見えてきます。
路面は綺麗で、目の前には青空と天空への道です。
今までも絶景を求めて、色々な場所に来ましたが通る道が絶景というのは初めてでした。
これの上位互換が渋峠や乗鞍といった超山岳ですが、ここはそんなに登らず電車で1時間ちょっとという立地を考えると(私の場合は)、これ以上の場所は中々ないかもしれないといった気持ちです。
こんな場所がいつまでも続けばいいのにと思ったことは初めてです。
後ろを振り向けば自分が通った道が良く見え、こんな場所を通ったんだと感動しました。
しかし道は道
次第に西伊豆スカイラインは終わりを告げ、また林道地帯へ下っていきます。
土肥でランチ!
土肥側へ抜ける道は、これまた気持ちの良い林道区間です。
ただ斜度が急で、路面状況があまり思わしくないので慎重に進みます。
しばらく下っていくと、また市街地区間へ戻ってきました。
この日初めてトラックに遭遇したのでちょっと緊張しました。
さくらでお食事をいただきます。
漁港近くらしいメニューの品揃えに頭を悩ませつつ、魚の煮つけ定食をオーダー。
疲れた体に、ほどよいしょっぱさの煮つけが体にしみわたります。
期待していなかった土肥港以降だったが!!?
お腹も満たされ、もうここで帰ってもいいんじゃないかな?
と一瞬頭をよぎりましたが、重い腰を決死の覚悟で持ち上げサドルに降ろします。
この後にあるのは三浦みたいにちょこちょこ海は見えるけど、若干アップダウンの激しい道路っぽい場所なんだろうなと思い正直あまり乗り気ではありませんでした。
(じゃあなぜこのルートにしたのかとw)
ところがこの思いはいい意味で裏切られました。
一番ぽこっとでている部分が戸田峠~西伊豆スカイラインです。
それ以降のぽこぽこなっているのが土肥港以降です。
さくらを出て、市街地をしばらくいくとばぁっと海が広がります。
さすが西伊豆!海がすごいきれいです!!
都内や、神奈川のヘドロ海とは訳が違います。
そのまま進んでいくと、今度は海から離れます。
あれ??海沿い行くんじゃなかったっけ???
ファーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
林道キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!(*´ω`)
まさかの海の後に林道!!
こんな見事なことがあるのでしょうか!!?
しかもここの区間の素晴らしいところは、斜度が普通です。ずっと気持ちの良い斜度で鼻歌交じりでも進んで行けます。
西伊豆スカイラインの後はまるで期待していませんでしたが、まさかこんなに素晴らしい場所があるとは思ってもみませんでした。
そして、たまに木々が途切れる瞬間があってそこからの海の眺めがこれまた絶景!
頭の中が林道→海という二大私の好きな景色に頭の中の処理が追い付かず_(:3」∠)_
ひたすらよだれをたらしつつ、シャッターを切るのみでした。
最初から最後まで、林道と海のオンパレードでした。
怪しい喫茶店へ
ひとしきり景色を堪能し、頭の中がぐちゃぐちゃプリンになっていたのでちょっと休憩したいなぁと思っていたら怪しい珈琲店がありました。
よし、ネタに入ってみよう。
ジェイソンみたいなのが出てきたらどうしようと思いながらビクビク登っていくと
とても良い人そうな店主さんが一人で切り盛りしていました。
何でも、昔のおもちゃが好きなようで仮面ライダーV3のことを熱く話してらっしゃいました。
コーヒー豆も俳優の藤岡弘さんが販売してらっしゃるものを使用しているそうです。
結構スッキリ目のお豆だったので、苦めのが苦手な方も飲めると思います。
隣の席に、とてもかわいらしいハーフの双子の赤ちゃんがいらっしゃって
そのお母さんと談笑させて頂きとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
無事今回のライドも終わりへ
カフェで補給も終わり、あとはもう本当に何もなく平坦の区間をひた走り、函南駅へと向かいます。
ここからはさすがに交通量も多く、今までの世界とはまるで別物に感じました。
今まで来た道は本当に凄く、ここまでほとんど車と遭遇しないライドってなかったのではないかと思います。
無事函南駅にも到着し、今回のライドも怪我なく無事終了しました。
終わってみて
今回のライドは久々のソロライドでした。
グループライドと違いソロライドは寂しさが半端ないです。
改めて、こんな私なんぞとライドしてくれる皆さんへの有難みをとても感じるライドになりました。
絶景を見て、おいしいものを食べることを一緒に共有できる人たちがいるというのは素晴らしいことだなと思いました。
西伊豆に関しては、西伊豆側は車の交通量も少なくとても走りやすい道です。
函南から修善寺までは若干癖がありましたが、道がわかっていれば狩野川の景色もとても良好なので函南から来るととても楽しいと思います。
また何よりも難易度がちょうどよいです。ヤビツ峠を余裕をもって登れる人で、神奈川住の方はぜひ行ってみてほしい場所だと思います。
三浦一周も悪くはないとは思いますが、西伊豆はそれの完全上位互換だと思いました。
まず、なにより海の水質がとても良いのであの魚が腐った臭いは一切しません。
あるのは清々しい磯の香りのみです。道路もとても走りやすいです。
景色は比べるまでもなく。
ソロライドではありましたが、西伊豆スカイライン、林道、海がとても気持ちの良い気候の中走れて大満足な日でした。
次はグループライドでこの地をもっと楽しく走りたいなと思います。
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【紅葉真っ只中】日光を駆け抜けるライド【東北道事故で大遅刻】
10月29日にもともとは別の場所に行く計画をしていたのですがとある事情にて急遽中止になり、その後に横浜~横須賀~フェリー~千葉の往復、ほぼ平地ライド案があったのですが、それも天候が思わしくなく中止に。
そして急遽いろは坂~中禅寺湖~奥日光案を出していただいたのですが、私が
いろは坂の渋滞は絶対いやだ!!
と駄々をこねた結果、いろは坂を通らずに日光を満喫できるであろうコースを組んでいただけました。もうなんか色々すいません。。(´;ω;`)
元々輪行でいこうかなと思っていたのですが、先日もご一緒させていただいた焼きそばパンさんがお車で行かれるらしく、一緒にどうとおっしゃって頂けたのでお言葉に甘えてご同行させていただくことになりました。
それがあのような事態になろうとは、この時はまだ誰も知る由もなかったのである。
- いざ日光へ
- ようやく合流
- 霧降高原を登ります!
- レストハウスでランチ!
- 牧場へ、、なにこの寒さ!!!?
- ダウンヒルは極寒地獄
- 極寒ダウンヒルが終わると、また絶景に
- 下りきった先には
- 絶景が終わると
- 終わってみて
いざ日光へ
朝3時に起きるはずだったのですが、スキル「絶対起床」が発動し2時半に起床しました。
かなり早めに起きてしまったので、出勤前のいつもの流れでミルで豆を挽いてコーヒーメーカーを起動し、出来立てコーヒーを飲みました。
これをやると便が良くなるので腸おすすめです。
この日は天気予報はそこまで気温が低くなかったですが、目的地は標高1500mの世界
冬の格好が望ましいらしいですが、とあるブログを参考にすると10月の日光ならこの前明神三国峠に行った時の格好で良いみたいでしたが、安全を期してオーバーシューズと行く前日に購入したクラシックウインタータイツを着ていくことにしました。
なので、この日は上は明神三国のときとまったく同じ組み合わせで、下だけクラシックウインタータイツとオーバーシューズという組み合わせでした。
(先日ラファの店員さんにはウインタージャージとクラシックウインタータイツでは冬でも暑すぎると言われましたが、実際着用している方の意見を聞くと全然問題ないとの事だったので結局購入しましたw)
パパッと用意し、1時間ほど自宅から走り待ち合わせ場所の市ヶ尾駅につきました。
やはり朝はそれなりに寒く、風が冷たいので上は若干寒かったです。
ほどなくして、焼きそばパンさんが市ヶ尾駅に到着し手際よく私のロードを積み込んでいただけました。
車って本当に便利ですよね。
ちょっと買おうか悩みましたが、ランニングコストは最悪なので思いとどまりました。
なんてこった
車内でロードバイク談義に花が咲きつつ、最初のほうは早朝だからか快適に進みます。
ところが、東北道に入ったと思ったら
事故渋滞
↑の状態で事故が起きていたようで、3車線のうち2車線封じられていました。
実は、この日はしんぱちさんと、焼きそばパンさん、私の3人で日光ライドの予定だったのですがしんぱちさんが輪行で日光へ向かっていたのでこの渋滞が抜けたときにはもう現地に到着されてました。:(;゙゚''ω゚''):
その間にしんぱちさんは朝食を済まされていたようです。
しんぱちさん「バター!トースト!」
私「ささってる!!なんか刺さってる!!!」
焼きそばパンさん「www」
そしてその後もなぜかまた事故渋滞が発生。
今度はポルシェが居眠り運転をしたのかよくわかりませんが、左のガードレールにぶつかった後にバウンドして3車線の一番右にはじけ飛んでいました。
お願いだから、安全運転でお願いします。。。
結局到着したのが10時半過ぎ
(予定では8時半着の予定でした)
ようやく合流
ちゃちゃっと組み立てを済ませ、しんぱちさんが待っているという場所へ急ぎます。
公園を出てから、しんぱちさんが待っている場所まで少し登りだったのですが焼きそばパンさんが異常に速い。まだ体も温まっていないのに、このスピードについていくのに必死でした。
これが雑兵さんの本当の力なんだなぁと改めて思い知りました。
能ある鷹は爪を隠すとはこういう人のことをいうのであろう。
そしてようやくしんぱちさんの元へ着きました。
もうジャンピング土下座を心の中でしまくりです。
しんぱちさんでなければ、もう激オコの激オコだったでしょう。
優しいしんぱちさんは、昼飯オゴリで許してくれました。
ありがとうございます(´;ω;`)
遅刻ダメ絶対
霧降高原を登ります!
補給をして早速出発しました。
少し走ると、すぐに山々はでーん!と目の前に現れました。
さすが栃木です。
今回、日光駅から左回りをするか右回りをするかで難易度が結構変わる様でした。
日光駅を始点として、左から霧降高原を登ろうとすると標高差1000m&平均勾配8%
しかも距離が10Kmほどあり、焼きそばパンさん曰く
焼きそばパンさん「足柄峠*3ですよ!(ドヤァ)」
私「ヒィィィィェェェェ!!!??」
私「(あっ、でもブログネタ的にそっちのほうが面白いかも♪)」
というやり取りが車内であり、左周りを決行することに。
個人的に、明神三国でも体験したように、つらい場所にいって良い景色を見たほうがより何倍も景色がよく見ると思うんです。
しかしこの峠は聞いていた以上に
まったく殺しにかかってきません。
この城にバラモスがっ!!
と意気込んできたところ入ってみたら
さまようよろいがいたといったレベルです。
※余裕すぎて二人ともピースしています。
実際キツさレベルでいうと、都民の森よりちょっと辛いかなというくらいでした。
(しんぱちさんに至っては、都民の森よりきつくないとか。)
アホみたいな斜度は無く、延々と7~8%たまに10%が出てくる位でちょっと拍子抜けをしてしまいました。。
よって特に今回は印象に残った事はないので、ライド中描写は無しです。
ただ、景色は絶景でした。
登っている最中に段々と景色が開けていきます。
トンネルを抜けるとそこには
まさに大パノラマでした。
坂かかってこいや!ポーズです。
夢を語らうには最高の場所だと思います。
ただ、ずっといると寒いのでご注意ください。
レストハウスでランチ!
それなりに登って来たのでランチタイムです。
私としんぱちさんは「とちぎ霧降高原牛カレー」をオーダーしました。
暖かいスープもついていて、少し冷えた体を温めるには最適です。
プラスでしんぱちさんは「抹茶シフォンケーキ」もオーダーしていましたが
でけぇww
人間のこぶし大はあろうかという巨大なシフォンケーキが登場したときには3人とも唖然としましたw
牧場へ、、なにこの寒さ!!!?
レストハウスでしっかり補給も出来たので、牧場へ出発しました。
ここから少し登ったら下り区間に入ります。
ここの登りもさほど辛くなくパパッと登れてしまいます。
だれだ!足柄峠*3なんていったやつは!!!
ここもすんなり終わるともうあとは下るのみです。
ただ、ここからが
本当の地獄の始まりでした
ダウンヒルは極寒地獄
六方沢橋を走っていると、焼きそばパンさんが不吉なことを言い出します。
焼きそばパンさん「ここって色々有名なんですよ」
私「えっ?(別に坂なんてないけど。。)」
焼きそばパンさん「ここ昔、自殺の名所だったんですよ。。」
焼きそばパンさん「なんでも、死ぬ人が多すぎて柵がつけられたとか」
しんぱちさん「・・・・」
私「・・・・」
ダッシュしました。
ここから見える景色も絶景の様ですが、もうどうでもいいです。
しかし、ここからが本当の地獄の始まりでした。
うすうす感づいていはいたのですが、風が吹いてきてとんでもなく寒い。
この日、クラシックウインタータイツを履いてきましたがこの時になってようやく気付きましたが、このタイツ防風性は一切ありません。
ただの起毛タイツなため、風が吹いてくるとかなり寒いです。
そのため、足を止めるダウンヒルではかなり寒く、この時は風も強かったため極寒のダウンヒルとなりました。
さすがにこの寒さになると、ウインドブレーカーでは心許無く上も寒くもうどうしようもない状態でした。
ただ、唯一グローブを前日に0度~10度くらいで使えると言われて購入したシマノのグローブをはめた手だけはぬくもりにあふれていました。
焼きそばパンさんは半グローブだったため、かなりの寒さだったようです。
手だけは無事だったため、ブレーキ操作は危うくならなかったことはとても良かったと思います。
極寒のダウヒンヒルの最中に、羊がいましたが手袋を外すと手が冷える恐れがあった為撮影はせずダウンヒルを続け、無事牧場までつきました。
ただここでもとても寒く、とりあえず暖かい飲み物を飲んで暖を取り再度極寒のダウンヒルに旅立ちました。
極寒ダウンヒルが終わると、また絶景に
牧場で暖を取ったはずですが、体が芯から冷えてしまいとにかく体を温めなければまずい。
下りの最中に、若干の登りが見えて瞬間にもう寒さの限界で
私「さむいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
しんぱちさん「(うっさい)」
焼きそばぱんさん「(あ、狂った)」
と叫びながら少しの登りを全力で登ります。
ただ、少し登って少し下ったらそこは日差しが暖かく、風も吹かなくなりました。
ようやく山が開けているところから抜けたようです。
そして、山はまた別の顔を見せてくれました。
霧降高原はもうほぼ紅葉は終わっていて、そこまで紅葉は拝めませんでしたがこちら側はまだ暖かい様で紅葉真っ盛り。
赤・黄色・緑のきれいな紅葉と暖かい日向が心と体を温めてくれます。
そのまま紅葉の中をダウンヒルです。
今度はとても気持ちよく下れます。
下りきった先には
ダウンヒルもようやく終わり、八汐大橋手前の休憩処でしばし休憩しました。
ここでは暖が設置されていて、お店の方々もとても優しく暖かいお茶等を出していただけました。
またサイクルラックも設置されていたので、ローディはよくここに寄るのかもしれません。
そしてここでもまた絶景ポイントが
八潮大橋から見える景色は川と紅葉も合わさって、素晴らしい絶景を見せてくれました。
下を見るとエメラルドに輝いた水も見えたので、水質がとても良い場所なんだと思います。
奥日光はこれよりも素晴らしいと思うと、渋滞だとしても行きたいという気持ちがわくのもようやくわかりました。
来年は、渋滞の恐怖を克服して奥日光に挑みたいと思います。
絶景が終わると
この日の絶景は八潮大橋まででした。
後はトンネルと、交通量の多い長い道路の平坦と若干の登り基調のこれまた交通量の多い道路でした。
今回は渋滞のせいで、時間がなくここを通らざるを得ませんでしたがここを通るくらいなら八汐大橋で引き返したほうが精神的にとても楽だったと思います。
絶景もなにもなく、ただ交通量の多い道をひたすら走るのは苦痛以外の何物でもありませんでした。
その後は、しんぱちさんは輪行で帰宅し、私は焼きそばパンさんに市ヶ尾まで送っていただけました。
後はまた自走で家まで帰宅しました。
※帰りに食べた環2家はべらぼうに旨かったです。
終わってみて
今回はウェア選びの難しさを痛感しました。
走りはじめはとても暖かくて、クラシックウインタータイツは失敗だったかなと思いましたが、標高が1000を超えると気温がグっと下がってとても寒いのでタイツは正解でしたが、今度は風に対する防御策が何もありませんでした。
動いて入れば確かに寒くはないのですが、一度止まってしまうと体の芯が冷えてしまいもうどうすることもできませんでした。
ダウンヒル時ではウインタージャージを持ってくればよかったと思いましたが、
ヒルクライム中だったら暑くてかなわなかったと思います。
おそらく真冬は山に行っても雪が積もっていると思うので、行くことはないと思いますが、平地でも風が吹くと今の装備じゃ私にとっては寒いのかもしれません。
あまりウェアに関しては人によって寒いと感じる感覚が異なるので人の意見は鵜呑みにせず、参考までに聞くのが一番だと思いました。
(おそらく私の場合はウィンタージャージとウインタータイツで暑いと思うことはないだろうと思いました。)
ただ今回収穫だったのは、今回のレベルの峠であればかなりの余力を残して登れるという事が分かりました。
明神三国峠を体験すると他の峠、山がかわいいものに見えるようです。
(これがいつまで続いてくれるんだろう。。)
来年はウェアの選択をもっと経験して
渋滞も耐えて絶対行く
奥日光へ!!
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RAPHA信教に入門するともれなく札束が吹き飛びます。 ~ウェア備忘録~
ロードバイクを始めるにあたってウェア選びはとても悩みますよね。
また季節に応じた服装がとても大事なようで、四季にあったウェア選びをしないと、暑すぎたり寒すぎたりするようです。
そんな中、私は最初に購入したのはロードバイクウェアの中でも高めな値段設定な【RAPHA】
を選びました。
RAPHAを選んだ理由
何であんな腕章ジャージがそんな高いんだよ!!?と正直最初は思いました。
ですが、ほかのメーカーの手頃そうなジャージ(〇ール〇ズミ、〇マノ)を見てみると
まぁ、ダサイ
注※個人の主観です。
そしてよくよくRAPHAのサイトや着ている方のインプレを見てみると、ほかのメーカーよりも季節に応じたウェアの種類が半端ないんです。ほかのメーカーはあっても、長袖、半袖、ジャケットくらいですが
ラファの場合は、春~秋用、夏用、初冬用、厳冬用がそれぞれ用意されていてしかも個人の自転車の乗り方に合わせたウェアが販売されています(レース強度でのトレーニング、ブルベ、ゆるポタ等)
個人的にメーカーの統一感は大事で、いったんそのメーカーの物を買うとそのメーカーで統一したくなる性分です。
どうせ買うなら飽きがこなそうなデザイン、長く使えるものがいいなと思うようになりました。(ラファはウェアのリペアが無料なのも購入の決め手でした。またサイズが小さくなったり大きくなったりすると半額で買い直せるそうです。スゲェ!)
そして段々みているうちにあの腕章と思っていたものが、なんて素敵なアクセント!
と思うように洗脳されていきました。
RAPHA信教へ入門した証です。
最初に購入したウェア
最初に購入したウェアはLight Weightジャージ、おなじくビブショーツでした。
※初めてビブショーツというものを履いて鏡を見た自分の姿には悶絶ものでした
那須ロングライドにはこれを着て参加しましたが、快適そのものでした。
那須はとても暑かったですが、このウェアのおかげで結構涼しめなほうだったんじゃないかなと思います。
自転車を納車した際に受け取りに行ったときは、AMAZONで買ったバッド付きのインナーの1000円くらいのものに短パンで、お尻がめちゃくちゃ痛かったですが
このビブショーツを履いてからまるでお尻の痛みにはめぐりあってません。
画像ではわからないですが、ビブショーツに横線の青い線が入っているのがとても気に入っています。(青色好きなんです。)
ジャージの上もグラデーションの青でこちらもとても気に入っています。
ただ、オリンピック記念で出たブラジルカラーはとても格好良く衝動買い寸前でした。
今となっては、車体の色に緑要素がなくなったので良かったのかなと思います。。
最近使っているウェア
最近は秋な気温になってきたので、ウェアもLight Weightジャージ、ビブショーツじゃ寒くなってきました。(最近は平野部で15度前後~20度前後といったところでしょうか?)
この前の足柄~明神三国~どうしみちはこのような格好+寒いときはウインドブレーカーを着込む形で行きましたが、丁度良かったと思います。
上:クラシックジャージ+モンベル LW+アームウォーマー
下:Light Weightビブ+レッグウォーマー(パールイ〇ミ ださい)
明神三国は寒そうだったので、急遽AMAZON便でレッグウォーマーを購入したのですがこのレッグウォーマーはすごいです。
当日は朝の気温がすこぶる低く10度前後くらいまで落ちていて、レッグウォーマーが届いていない場所だけやたら寒かったのですが、レッグウォーマーを履いている部分だけはすこぶる快適でした。
ださいなんて言ってごめんなさい、いずみさん。
今後使う予定のウェア
昨日にセールをやっているラファ東京におじゃまして、1時間くらいウェアについて相談させていただいた結果2点ほど冬用にまず購入することにしました。
Winter Jerseyとオーバーシューズです。
まず悩んだのが、Winter JerseyとProTeam Soft Shellジャケット
Winter Jerseyはもう触った瞬間からこれは暖かい!!とわかるような生地が厚めなジャージです。ProTeam Soft Shellジャケットはもう触った瞬間からペラッペラなのがよくわかります。新しくでたClassic ジャケットも同様にペラッペラでした。
ProTeam Soft Shellジャケットは走っている間に熱がこもらないように設計されているそうで、止まっていると寒いそうです。
逆にWinter Jerseyは高負荷のトレーニングとしては適しておらず、休憩等を多くとったりそこまで負荷をかけないレベルに適しているそうです。
私の乗り方だと(写真を撮るために止まったり、巡行速度30程度)ならWinter Jerseyがいいとのことでした。
ただ、そこで問題となったのがビブタイツ選び。
もともと、クラシックタイツも購入する予定だったのですが、前面まで起毛素材で覆われるためWinterJerseyとのセットだとかなり暑いとのことでした。
そこでおすすめされたのが、ProTeam ビブタイツだったのですが、かなりキツめで膝裏にすごい違和感がありました。(曲げ辛い)
パールイズミのレッグウォーマーは暖かいのに足回りの違和感は無くそれと比較してしまうと
これはちょっとなぁと思い、ほかに良いのがないか聞いてみたところ3/4ビブショーツをおすすめされました。
これならアームウォーマー+長いソックス+オーバーシューズで冬でも全然いけるとのこと。
ただ、前に誰かに3/4じゃ寒いと聞いたような気がしたのでひとまず保留にしました。
デザインは3/4はとても気に入ったので、後は誰かに全然寒くないよ!!というインプレさえいただければ即購入すると思いますw
そしてあとはオーバーシューズ。
なんでも、人間の首が付く部分を暖かくすることが大事ということを以前のライド時にコーラさんに教えていただいたので足首は温めたほうが良いなと思い店員さんにおすすめを聞いたところ、このオーバーシューズがおすすめとの事だったので(もう一方のディープオーバーシューズは山に住んでいる人や、北海道等の本当に寒いところの人用だそうです。)
黒一色はなんとなくモジモジ君のようになりそうだったので、ここでアクセントとしてピンクをチョイスしてみました。
似合うか似合わないかは、、おいておきましょう。。
後冬に向けて必要そうなものは、グローブと、ビブタイツのみになりました。
グローブが中々良い品が売っている店がなく困り果てています。
グローブに関してはあまりラファは評判がよくないようで。。
ウェア選びは本当に難しい。けど、選んでいるときはとても楽しいですよね。
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絶景を求めて 足柄峠~明神三国峠~どうしみちライド
15日は全国的に晴れ予報なようで、先週とはうってかわっての久々の快晴になりそうな予感が水曜日あたかりからしていました。
その前の週は別のライド計画があったのですが、急遽仕事が入ってしまったのと生憎の天気によって流れてしまったので
15日だけは何としても乗りたいと思い、何とか調整を行うことができました。
後は行き先だけですが、とある有名なブロガーな方たちが言ったところを調べてみると(その日はあいにくの天気模様だったようで、良い景色は拝めなかったそうです。)
とんでもなく良好な景色が拝めるようです。
あとの問題は距離と斜度ですが、輪行をすれば100キロ、獲得標高2200メートル
今までで最大の獲得標高です。
そしてよくよく調べてみると
【足柄峠】 距離:3.3km、標高差:342m、平均斜度:10.3%
【明神峠】 距離:3.8km、標高差:425m、平均斜度:11.2%
【三国峠】 距離:2.9km、標高差:272m、平均斜度:9.5%
なにこのクソ坂3傑衆
行くか行かないか迷っていましたが以前ご一緒したすいとーさんに頑張ってと言っていただいたので頑張ることに決めました。女性の声にはすぐ応えるのが礼儀だとおもっております。はい。
その後にツイートしていると、別のライド計画でご一緒するはずだった焼きそばパンさん(BIKE-LIFE-JAPAN)も同じ場所に行くようなので、ご一緒させていただけるか聞いてみたところ、快く承諾していただき一緒に行けることになりました!
その後に伝説なお方コーラさん(一日に獲得標高5000メートルを走ったりする物凄い方らしいです。。)もご参加いただけることになり3人でクソ坂三傑衆に挑むことになりました。
ルートは、三人が集まりやすいヤビツのTT開始地点名古木交差点にて集合することになりました。朝早くの集合になることになったので、自走で向かうことになりました。
足柄峠
足柄峠へ向かいます
当日朝4時に起床し、準備を済ませ4時半に家を出ました。
そこから国道134号線をひたすら走り、二宮交差点を右折しそのまままたまっすぐ進むと名古木交差点といった以前ヤビツを走った道を行きます。
ここは湘南平に行くときにも通るのですが、以前の湘南平に向かうときはここで足が疲れてきてしまいピナプリは私には硬いのかなと思っていましたが、この日は足がそこまで疲れませんでした。日々のローラーの成果が少し出たのか、うれしかったです。
7時の合流にも無事間に合い、コーラさんに初めましてをし246号線をひたすら走ります。
無事松田付近に着き、コンビニでしばし休憩します。
そこで自転車談義をし、コーラさんの機材についていろいろお聞きすることができました。
コーラさんはDE ROSAのTITANIOにお乗りで、フレームはチタンでできているそうです。チタンは乗り味が足にやさしいらしく、独特の伸びがあるそうです。
私のピナプリちゃんとは正反対ですw。
またホイールは手組(手組ってすごいいい響きですよね)、コンポは泣く子も黙るスーパーレコードです。
後で試乗もさせてくれることになりコーラさんの懐の深さに感動を覚えるレベルでした。
しばしの自転車談義と休憩も終え、足柄峠に再度向かいます。
足柄峠到着
足柄峠に着くまでに、ちょこちょこそれっぽい坂がありもう始まってるの?これどこから足柄峠??など
誰もここに来たことないので、まるでどこから峠なのかわかりません。
情報では平均勾配は10%なので、それのみを頼りに進みますw
行き当たりばったりライドです。
そして、何度か上記のやり取りを繰り返したのちに
ついにたどり着きました。
ふと前をみると
おわかりいただけただろうか・・・・?
目の前に見えるはクソ坂三傑衆が一人
足柄峠です。
コーラさんが焼きそばパンさんをけしかける様をクスクス笑いつつ出発します。
初っ端から見た目通りの勾配10%超えです。
足柄峠はつづら折りになっている個所が多く、カーブの先にまたカーブといった先が見えない道が多いです。そのせいもあってか、先が見えないのでカーブの先がとんでもない斜度になっているのかなっていないのかドキドキしながら進むことになります。
序盤~中盤はコーラさんと談笑しながら登ります。
斜度は辛いですが、まだ耐えられるレベル。
ただ、やっぱり前のリアクトとは違いトルクをかけて登る場面だと足への反発をすごい感じます。リアクトが柔らかいバネを踏んでいる感触であれば、ピナプリちゃんは鋼鉄の硬いバネを踏んでいる感触です。足柄峠は最大でも15%ほどだったと思うので、これから控える明神三国峠はどうなってしまうのか、想像もしたくありません。
終盤は、コーラさんはまるで息を切らすこともなく、楽しそうに話してくれますが
私はだんだん余裕がなくなり、「ええ」、「ははは」、「そうですね」しか言えなくなっていましたw
しまいにはクソ坂、クソ坂と連呼していたと思います。
そんなことを繰り返していると、ようやくクソみたいな坂が終わったようですがどこに絶景が広がっているのかわかりませんでした。
焼きそばパンさんが途中で見晴台があったと言っていたのですが、たぶん幻想です。
しばらく進んだ後に何かのブログで、金太郎の画像があったようなので気がしたのでそれを見つけたので一応パシャっとしました。
すごく楽しそうでなによりでした。
結局絶景無しかぁとがっくり肩を落としていましたが
しばらく進むと、上に登れそうな道があり階段から降りてきたご夫婦様が上の景色すごく見晴らしいいですよと教えてくださり、階段を上っていってみると
足柄峠の絶景
そこには絶景が広がっていました。
思わずスゲー!!絶景!!!とはしゃいでしまうほどの絶景でした。
広角レンズで撮りたい!と思いたくなります。
しっかり登頂記念もパシャっとしておきました。
しっかり記念撮影もできたので、また進んでいくと有名な誓いの鐘がありました。
日々の行いを懺悔中です。
あとは下り、無事足柄峠クリアです。
明神三国峠
足柄峠を無事下りきり、気づくと市街地にたどり着きました。
1名を除きこのまま突っ込むのは無謀なのでしっかりコンビニ休憩を取ります。
(コーラさんはいつも休憩なしで、ライドを終えるそうです)
ここは我々に付き合ってもらい、何とか休憩を取ることに成功しました。
補給も終え、いざ明神三国峠へ向かいます。
相変わらず明神三国峠にたどり着くまでに坂がちょいちょいあり、これが明神三国のはじまりか!!
いやまだだ!!というやり取りを繰り返した後にようやく明神山国峠の入り口にたどり着きました。
足柄峠とは違い、入口からは絶望感は感じませんがひしひしとやばさを感じます。
コーラさんからもここを上るにあたって注意点がありました・
・ここは上に上るにしたがって斜度があがるので、水分補給は序盤の方で
・絶対に無理はしないこと。
聞くだけで絶望感が半端ないです。
買ったばかりのシュークリームを落とす並の絶望感です。
ここでもまたコーラさんが焼きそばパンさんをけしかけますw
また二人のやり取りにクスクスしながら、走りだします。
明神三国峠クライム-別名(断崖絶壁クソ峠クライム)
最初の入り口は見た目通りの勾配でしたが、その後は10%を切ることがありません。
言うなれば、ヤビツの蓑毛区間が延々と続きます。
むしろヤビツの蓑毛区間のほうが緩い坂なんじゃないかと思うくらいです。
足柄峠は序盤~中盤はまだコーラさんと談笑する余裕がありましたが、ここに関しては余裕なんて一切なしです。
ひたすらハンドルにかじりつき、ひたすらペダルを踏み続けます。
明神三国峠の恐ろしいところはそれなりに車が通ることです。
車が通るということは蛇行は一切できません。
現にコーラさんからも蛇行は危ないからしちゃいけないよと念を押されました。
焼きそばパンさんが蛇行をしようとすると、コーラさんが横について封印していましたw
私は坂で蛇行をするような斜度に今まで出会ったことはなかったですが、明神三国にいたっては蛇行したくなる気持ちがよくわかります。
蛇行ができない中で、苦肉の策で思いついたのが小刻みに左右にハンドルを切ることでした。
これをミニ蛇行と名付けることにしました。
ミニ蛇行とは
バターがとっさにおもいついた、小刻みに左右にハンドルを振ることにより少しだけ交互に斜めに進むことにより、なんだか理論とかそういうのわからないけれど楽になる走法である。
これを用いて、ふんがふんがと進みます。
コーラさんは焼きそばパンさんの蛇行封印および励まし(?)役として付き添いをするようなので、私は自分のペースを意識しつつ先に進みます。
ただこの峠、10%どころか13%を切りません。
目の前が若干斜度が緩んだかなと思ってもそこは12%などです。
どこに9%区間があるのかも正直わからないレベルです。
そして、噂に聞いていたドーナツ区間
18%標識区間
どこに標識があるのか全く分かりませんが、ここでもミニ蛇行を駆使しハンドルにしがみつき上ります。
普通の方ならダンシングを駆使すれば良いのだと思うのですが、私はダンシングの力の入れ方が下手で休むダンシングとやらができないのです。
なのでダンシング(ハイプアー)=エネルギーが吸い取られる!?というバビディさん図式になってしまいます。
何とか、ミニ蛇行を駆使し18%区間をクリアしました。
ただ相変らわず斜度は落ちません。
しまいには15%区間が延々と続きます。
今まで那須峠から始まり、飯能の忘れたなんか峠、ヤビツ、都民と絶景のために山を登ってきましたが ここは常軌を逸しています。
怒りをエネルギーに変えつつ
ここ登り切ったら絶景
登り切れたら自分自身への自慢になる。
上ったツイートできる
女子にもてる
と延々とエクスカリパーで敵を殴るが如く一心不乱に心の中で唱えました。
繰り返し繰り返しプラスになることだけを考えるようにしつつクソ坂さんにエクスカリパーをを与え続けた末に
ようやく神奈川県まで戻ってきました。そして神奈川県の先は見ると平坦です。
明神三国峠は平均斜度10%だしここで終わりかと思い、ここで二人が来るのを5分ほど待ちましたが、なかなか来ず虫がたかってきたのでゆっくり先へ進むことにしました。
すると、後ろから話し声が聞こえてきました。
また3人で合流し、先へ進みます。
ここからはそこまでの斜度はなく普通に進める感じでしたが途中で目がチカチカし、なんだか眠気もしてきました。
これがハンガーノックか!?と気づきコーラさんと焼きそばパンさんに告げるとコーラさんが先を見てきてくれると言って下さいました。
その後すぐ戻られて、頂上すぐそこでしたと教えてくれました。
力の入らない足を振り絞り、何とか頂上まで着きました。
頂上で焼きそばパンさんからカロリーメイトを頂きました。
これがなかったらちゃんと下れたかどうかもわかりません。
本当にありがとうございました。
神様・仏様・焼きそばパン神様です。
あばよ明神三国峠(断崖絶壁クソ峠) ようこそ絶景様
頂上から少し下るとそこは絶景の宝庫でした。
とんでもない峠を越えてきたからか、感動もその分感じます。
ここに来るには逆側から来ればそこまでつらくなく来れますが明神三国峠を越えた事による、この感動感といったものはあそこを超えてここに来た人にしかわからない物だと思います。その感動感、ストーリーが絶景をより一層神秘的なものにしてくれてるんじゃないかなと個人的に思います。
この日は雲もほぼない最高の日だったので、本当に良かったです。
あとは消化試合どうしみちです。
どうしみち
リールカフェでランチ
どうしみちに入る前にお昼ご飯です。
明神三国へ行くことを決めた際に、山中湖のおいしいグルメポイントをあらかじめ以前ライドでご一緒させていただいた、輪たろうさんにお聞きしたところリールカフェさんがおいしいとのこと。
リールカフェさんはラーメンカフェといった珍しいカフェで、通常のラーメン屋だと若い女性は入り辛いと思うのですが、ここはとても入りやすいと思います。
事前にレアチャーシュー丼がおいしいという情報を聞きつけていたので、レアチャーシュー丼と限定10食らしいほうとう仕立て豆乳味噌ラーメンをいただきました。
レアチャーシュー丼は前情報通り、バターライスと、レアチャーシューのうま味がいい具合に合わさってとても美味!!
ラーメンは、豆乳味噌のまろやかな旨みが際立ちます。具もカボチャをしっかり使っていたり、キノコもたくさん入っていたり、卵も入っていたりとボリューミーです。
ほうとうをインスパイアした麺もしっかりコシがあり、麺と絶妙にいい具合にからまり美味!!!
また、辛味とうがらしもお好みでかけることができるので辛い人が好きな人にもいいと思います。
思わずバター飯をスープにぶちこみたくなりましたが、思いとどまりました。
おなかもいい具合になったので、もう帰りたくなりましたがご褒美区間どうしみちの下りもあるので出そうになる言葉を飲み込み頑張ります。
リールカフェから出てすぐの所で綺麗な女性3人組から
「がんばってくださーい!!」と応援いただけたので
なんだファンかな?と思い精一杯の笑顔と手を振って応えましたが、後々コーラさんから聞くと、コーラさんがその女性3人組にどのメニューがおいしかったか教えてあげたらしくそのお礼だったらしいです。
私の童心を持てあそばれました。
ビンテージサイクルウェアショップへ
その後噂のビンテージサイクルウェアショップへ行きました。
とてもフレンドリーなおじさまが話をしてくれとても楽しかったです。
コーラさんは昔の自転車談義でおじさまと和気あいあい話をしていました。
自転車を通してああやっておしゃべりできるって何かいいなぁと思いました。
居心地がすごくよかったのでここでコーヒーをいただきました。
ここで、コーラさんのTITANIOさんに乗らせていただけることになりました。
靴もついでにお借りできることに。
そしてお借りした靴を履いてまず驚愕。
軽い!!そして素晴らしいフィット感!!
紐靴の靴には私自身とても愛着があり、とても良い品だなぁと思いました。
GIROの靴だったと思うので、今のもらい物の靴がだめになったら絶対GIROの靴を買おうとと心に決めました。
そしていざ試乗へ。
せっかく靴をお借りしたのに、スピードプレイのクリートのはめ方が全く分からず結局はめずに行くことになりましたw
そしてまた乗って驚愕。
足にやさしい。とてもやさしい。
重いギアで踏んでも全く足がつらくありません。
ピナプリちゃんと比べると確かに加速力は落ちると思います。
おそらく同じギアで踏んだ時は、ピナプリちゃんはもう少し良い加速をします。
ただ、私がもしどちらが好きか聞かれると間違いなくTITANIOさんのほうが乗り味は好きです。
次は焼きそばパンさんの自転車も借りれることになりました。
焼きそばパンさんの自転車も同じピナレロです。
ですが、プリンスより若干グレードが低いとのこと。
乗ってみるとこちらも足に優しいw
ただ、TITANIOさんとはまた別の優しい感じ。
あれ?やっぱりピナプリちゃんが固いだけ??
ご褒美区間どうしみち
あれこれ試乗タイムを終え、どうしみちへ向かいます。
山中湖からのどうしみちはほぼ下りで、前に輪たろうさんライドでご一緒させていただいたときにも通った道なので勝手がわかってる分だいぶ楽です。
山伏峠の裏側で、焼きそばパンさんから
「バターさん。ハイケイデンスでいっちゃってください」と言われたので
坂道君ばりに「はい。わかりました。」と言って登ってみました。
無理でしたー\(^o^)/
無事にトンネルまで到着し、ここからはずっと下り区間です。
最後に若干上りがありますが、前の経験を活かしもうレースじみた事はしません。
惰性に体を預け、無事どうしみちも終わりを告げました。
最後の坂の前でしばし休憩をし、コーラさんとは途中の分岐でお別れになるのでここで予め挨拶を済ましておきました。
その後は焼きそばパンさんとも橋本駅手前で別れ、無事全員帰宅できました。
終わってみて
ほぼ突発的に始まった今回のライドでしたが、終わってみるととても楽しかったです。
またあのクソ峠に行きたいかと言われたら二度といくか!!と思いますが、冠雪した富士山もまた綺麗な様です。
それを見るために上るか?と言われたら上る・・・かも??
ただ、それはもっと力をつけてからだと思います。
今回は焼きそばパンさんにカロリーメイトを恵んでもらえましたが、次はそれを起こさないようにもっと自分のリミットを上げないといけないなと思いました。完全に限界オーバーのクライムだったと思います。(コンビニで補給はしっかりしたのですが、それでもまだ足りなかった。。)
もっと経験値を積んで、できることならコーラさんのようにゆっくり楽しく自分に無理のないペースであの明神三国峠を登れたらいいなと思いました。
今回は自分のペースもゆっくりもなにも自分の限界をガス欠になるまですべて注ぎ込んでようやく登れたそんな場所でした。
チタン
手組ホイール
う、、、頭が、、、
ポチっとしていただけると今日一日頑張れます!
ブラフベーカリーライド! 山手は急坂ばかり!?
先週の日曜日にようやく久々に天気が良く午前中は時間が空いていたので、ヤビツに行こうと思い5時に無事起きれたのですが体調が悪化し断念。
先々週から若干体調が芳しくなく咳がゴホゴホ出ており、回復傾向にあったのですが日曜になって少し悪化してしまいました。(翌週にはライド予定があるので、無茶は禁物です。。)
ただ、近場なら普通に走れそうなので、自転車で前から行きたかったブラフベーカリーに行くことにしました。
ブラフベーカリーとは
横浜では結構有名なパン屋さんで、NYスタイルなパンが売りなお店です。
山手は洋館や外交官の家などもあり、昔から外国とのつながりが強い場所です。
ブラフベーカリーの急坂
ブラフベーカリーはその名の通り、急な坂の途中に建てられています。
昔、徒歩で行ったことはあるのですが、なんでこんな坂の途中に、、
と思ったくらいにに急な坂だったことが印象に残っています。
自転車であんなところ登るなんていったら昔の私だったら嘲笑ものだったと思いますが
今は、自転車があればどこだっていけるんじゃないかという気持ちがあるので行ってみることにしました。
道に迷いクソ坂を上る
家からブラフベーカリーまでは自転車で1時間かからないほどの場所にあるので
特にルートなども意識せず、できるだけ信号が少なく車通りが少ない場所を行きたい気持ちから一度磯子方面に抜けてから山手方面を目指します。
途中で、根岸の不動坂という坂を上って根岸森林公園からまっすぐ進もうと思っていたのですが行き過ぎてしまったようで誤って本牧まで出てしまいました。。
そこから右往左往し、変な路地に入ってしまい
クソ坂を上る羽目になってしまいました。
ここがどこなのか自分でもよくわかりませんが、この先行き止まりと標識がありますが
自転車は通行可能なようです。私有地らしく、車は通行禁止のようです。
無事、クソ坂も終わりブラフベーカリーに到着しました。
ただ、下から登ってくるはずが下る形になってしまったのでひとまず登りはおいておいてパンを買うことにしました。
ブラフベーカリー到着!
あー、そうそうこの外観w
と感慨深くなりました。
中に入ると、早朝にもかかわらず人がいっぱいです。
さすが人気店。
ここで2つパンを購入し、店を出ました。
そして上を見上げるとやはり結構な坂。
ここから走り出すこともできますが、どうせなら下から登ろうと思い下りました。
やっぱりロードバイクってすごい
一番下までついたのでここから登っていきます。
最初は緩い坂ですが、徐々に勾配が急になっていきます。
ブラフベーカリー以降からが一気に急になり、ガーミンを確認すると勾配15%を示していました。ですが、今までの坂に比べれば距離も短くまぁかわいいものです。
ダンシングでひょいひょいと登りきりることができました。
昔はあんなに急な坂だなぁと思っていた坂が今では赤子のように思えてしまうのだからロードバイクって改めてすごい乗り物だなと思いました。
山手は他にも沢山坂があるので周回する方もいらっしゃるようです。まだヒルクライムには、、といった方にもお勧めできる場所ではないかと思います。
港の見える丘公園でゆったり食事
朝だというのに、港の見える丘公園はやたら人が多いです。
やはりコクリコの影響でしょうか。
ブラフベーカリーで購入したチーズパンと夏みかんのデニッシュをいただきました。
チーズパンはチーズがたっぷりで、パンとチーズの間に卵、パンとパンの間にベーコンといったとてもボリューミーですごくおいしい。ホカホカだったので出来立てだったのもおいしい要因だったと思います。
夏みかんのデニッシュは、夏みかんがゴッソリ上に載っていて、甘酸っぱいのとクリームの甘さが絶妙でこれまた美味です。
次回またブラフベーカリーに行った際はキッシュがとても美味しそうだったので、今度はキッシュを注文したいと思います。
ほぼ1か月ぶりの実走で
この日走った距離は40キロほどでしたが、前ほどプリンスを硬いと思わなくなった気がします。また、そこまで足も衰えていない様でほっとしました。
やはりローラー練習が効いている!?
と思いましたが、ただ鈍感なだけな気が今はしますw
来週のライドでローラーの成果を出せたらいいなぁと思います!
ただ
来週の連休土日雨って、、><
ポチッとしていただけるととてもうれしいです!
ローラー購入! Pinarello PRINCEを手懐けろ!!
REACTOを手放し、新たにPRINCEを我が家に迎えた訳ですが
その後は休日に予定が入ったり、天気が思わしくなかったりで全然自転車に乗れていません。
乗ろうと思えば乗れる日もあったのですが、中々重い腰が動かずちょっと倦怠期というか前と比べるとそこまで自転車に乗ろうと思わない日々が続いていました。
PRINCEは私の今の脚力だと、前のREACTOのような感覚では乗れないことが一番の原因だったのは自分でもわかっていました。
「もっと練習しなきゃ。」
「もっと乗れるようにならなきゃ。」
「この自転車に乗る以上もっと速く走れないと恥ずかしいんじゃないか。」
と、無駄に自分を追い込んでしまい自転車に乗る事が前とは違い練習というベースで考えてしまい億劫になっていました。
ただとある方に
「義務化する趣味ほどつまらないものはない。乗りたくなったら乗るくらいでちょうど良いと思いますよ」
とアドバイス頂き本当にその通りだなと思いました。
最初はただ絶景が見たい、美味しいものが食べたいという思いで自転車を購入した訳でその気持ちは変わっていないなということを再認識しました。
別に速く走らなくても絶景は見られるし、美味しいものも食べれる。
前と比べて走れなくなったからといってそれは機材のせいではなくて、
前のREACTOに乗ったときも最初の40キロつらかったです。
那須ロングライドなんて死ぬほど辛かったです。
これからはPRINCEが自分の相棒と決めたのだから今度はPRINCEとまた最初から絶景をみたり、美味しいものを食べていけば良いんだと思えるようになりました。
前置きが長くなりましたが
少しでも早くPRINCEを使いこなせるようにローラー台を購入しました!!
固定ローラーor三本ローラー
ローラー台は色々種類があるらしく
固定ローラー、3本ローラー等が主流の様です。
固定ローラーは後輪だけをロックしてするタイプ
3本ローラーは車体をローラーの上に設置して実際に路上を走るようなタイプ
私の住宅状況だと煩いのは少々まずいので
(一応フローリングは防音加工されているそうですが、苦情がきたら大変です。)
静粛性がまず重要視されます。
静粛性は固定ローラー>3本ローラー
ただ、色々工夫すれば3本ローラーでもそれなりに音や振動が抑えられるそうです。
そして一番固定ローラーを買うかどうか悩んだポイントは
カーボンは固定ローラーで大丈夫なのか?
色々なサイト等でも言われていますが、一応は大丈夫なようですが保障はしないというグレーなゾーンなようです。
本来負荷がかかる場所ではない箇所に負荷がかかるらしいです。
少々不安ですが、静粛性を第一に固定ローラーを購入することを決意しました。
ローラー台購入!
購入したローラー台はこちら!
LR760です。CRCでとってもお安くなっていました。
関税がかかってしまうことが残念ですが、それでも日本で購入するよりも断然安かったです。LR760の一つ下のグレードより安かったので良い買い物ができたと思います。
いざ初ローラー!
昨日到着し、組み立てし早速漕いでみました。
LR760は負荷機能がついていて、負荷3・5・7・9・11とLとHがあります。
最初は5くらいで試してみました。
車体のギアは一番重いやつです。
3分で飽きました。
※車体に汗がつくとまずいらしいのでタオルをかぶせています。
10分間は負荷5でやっていたのですが、足がプルプルなってきたので負荷を3にして20分間頑張って漕ぎました。
これは苦行ですw
PS3を使い、AMAZON TVをテレビに映して見ながらやっていたのですが、まったく頭に入ってこないw
何しろ暑い。
家庭用扇風機を回しながらやっていたのですが、汗が止まらず大変でした。
次回はエアコンも使用してやってみようと思います。
初心者は180W~200W前後で30分間漕いで慣れたほうがツライ・キツイ・タンスへGOにならないらしいので、慣れるまでは180W~200Wの強度でやってみようと思います。
もうすぐデスライドに行く予定なのでそれまでに少しでもピナプリちゃんを手懐けてみせます!
さようならREACTO ようこそ新たな相棒!
6月に納車して、那須ロングライドや都民の森、飯能やヤビツ峠といった場所に共に歩んできた相棒REACTO
エアロフォルムがめちゃくちゃかっこよくて、そのフォルムから似合わず私の様な産まれたての小鹿の足にも乗りこなせやすくて、これからもずっと共に歩んでいく相棒。
そう思っていました。
さようならREACTO
年に数回友人達と集まって食事会をしているのですが
先日その食事会で友人が1年前に結構お高いロードバイクを購入していたことが明らかになりました。今までに一度しか乗らず、その一度目で見事に立ちごけをし(軽い立ちごけだったようで、車体にも傷はなく不具合もなかったようです。)
それ以来怖くて乗車出来無かったとのこと。
そして今度はバイクを購入したらしくそっちはうまいことのめりこんでいるらしい。
その時は「うはバカじゃんwそんな高いの最初から買うからwwww」
とみんなで盛大にバカにしてたのですが、その数日後そのロードバイクを売却したいとのこと。
色々検討した結果としてREACTOは売却し、その友人が所有しているロードバイクを買い取ることになりました。
前からあこがれていたモデルでもあったので、きっと私にとってもとても良い事だったんだと思います。
NEW車受け取り
本日受け取りを済ませてきました。
乗ってみた第一印象はREACTOと比べてとにかく硬い。
REACTOと同じように進ませようとすると、足をぐっと力を入れて進ませなければならず足のHPがぐんぐん減っていくのがよくわかります。
その分スピードがREACTOに比べ出ているかと言われるとよくわかりませんが、おそらく速いのだと思います。
しっかり走っていかないとこの辺りはまだ、何とも言えない部分なのかもしれません。
やはり高級な機材だけあって、慣れが必要なのかもしれません。
湘南平へ
ただ実際走ってみないとなんとも言えないので、また初めからという思いも込めて
湘南平へ行ってみました。
相変わらず、一部区間のドーンと伸びたストレートが短いけれど酷い斜度で辛い。
しかもここまで来るのに、前と比べると足の消耗度が半端ない。
ただ、今まで色々酷い山に挑んできたので辛いことは辛いのですがどのくらいの距離で終わるかも分かっているのでゼーハー言いながらも進んでいきます。
前はREACTOに純正の激重ホイールをつけて登っていたので今回は幾分か楽です。
REACTOとの大きな違いを実感
登っている中でREACTOとの圧倒的な違いがあり
REACTOはインナーに落としてクルクル回す方法で進むと遅くなり、少し重めのギアでグイグイ登ったほうが早くてしかも意外とグイグイ登っても足への負担が余りないのでそのような登り方が身についていたのですが、
今回のロードは重めのギアで漕ごうとすると私の力では硬すぎて進めず、あっさりギアをローに落とすしてクルクル回してみたらそれでも良く進みます。
これにはかなりビックリしました。高いグレードの自転車は全部このような感じなのでしょうか。
そして、無事湘南平に到着しました。
友人から譲り受けたロードバイクはあのモデル!?
友人から私の元へきたロードバイクはなんとPinarelloでした!!
ロードバイクを購入検討しているときに最も見た目がかっこいいと思っていましたが
実物を目にして、美術品だなと思っていましたがやはり外で走っている姿が最もかっこいいモデルというのを再認識しました。
タイム自体も前は8分50秒近くかかっていたようですが、今回は7分20秒と1分半近く早くなったようです。ただ当時はREACTOさんにはシャマルミレをつけていない状態で、
初めて50キロを走ろうとしたときだったので今回の比較としては妥当では無いとは思います。
ただ間違いなく言えることは、Pinarelloで今の脚力では100キロなんて走りたくない。
足がゲシュタルト崩壊します。
新たな相棒撮影会!!
Pinarelloといえばこのウネウネしたフォークが魅力的だと個人的に思います。
GANやF8は結構直線的ですよね。
また、カラーも赤黒が最もかっこいいと思っていましたが白/黒も中々かっこいいです。
Pinarelloロゴがシルバーメッキになっていてとってもオシャレです。
ここのPRINCEロゴもシルバーです。光があたるとキラキラキラキラ輝きます。
シルバーがすごく良いアクセントです。
白/黒/シルバーカラーなんじゃないかという位
またコンポがアルテグラです。前は105でしたがそこまで変速性能に差がある感じはしません。気持ちアルテグラのほうが、変速するときに音が小さい位でしょうか。
この角度が今の一番のお気に入りです。
今回ハイエンド機を手に入れて思ったこと
総括としては、良い景色を見て美味しいもの食べるのが幸せな初心者がレース用のハイエンドフレームに手を出すべきではないのかなと思いました。
冒頭にもある通り、とにかく硬いです。
この車体で初心者が100キロなんてとてもじゃないけれど走りたいとは思いません。今回走った40キロだけでも今までのスピードで走ろうものなら物凄く辛かったです。養成ギブスをつけている様な気持ちですw
おそらく、これを使いこなすにはトレーニングというのが必要になっていく気がします。
それなら、エントリーグレードで沢山乗って物足りなくなったらハイエンドフレームに乗るといった様にしたほうが、全然良いと思いました。(友人がちょっと乗って飽きた理由はここにあると思いますw)
このまま飽きない様に、ちょっと乗る時間を増やさないとなーと思いました。
そんな訳なので、一番最初に初心者が購入する自転車は私はREACTOを物凄く勧めますw
あれはとても良い子です!